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ちょっと深い代謝の話

5,タンパク質の消化

タンパク質が多く含まれる食品にはどんなものがあるでしょうか?

 

乳・乳製品

豆・豆製品

 

ですね。

 

これらの食品に含まれるタンパク質も、もちろん消化管を通り、口や胃、小腸ですり潰され、消化されます。

 

その時、効率的に細かくする為に、体は酵素を出します。

 

消化の為に使われる酵素は消化酵素と呼ばれます。

 

 消化酵素を出す場所と、主に作用する消化酵素は

 

①胃…ペプシン

②膵臓…トリプシン・キモトリプシンなど

③小腸…ジペプチターゼ・アミノペプチターゼなど

 

です。

 

タンパク質は

 

@胃:胃の蠕動運動と消化酵素のペプシンによって、ポリペプチドに分解される

 

@十二指腸:消化酵素のトリプシンやキモトリプシンなどによって、ポリペプチドからアルギニンやカルボキシル基等が分離される

 

@小腸(回腸・空腸):腸の蠕動運動と消化酵素のアミノぺプチターゼなどによって、最終的にアミノ酸まで分解され、小腸の粘膜から吸収される

 

という流れで消化されます。

 

そして、粘膜で吸収され血管に入ったアミノ酸は肝臓に運ばれます。


■更に詳しく・・・・

1)胃でのたんぱく質の消化

胃では胃壁からペプチノーゲンが分泌されるます。

 

ペプチノーゲンは胃酸に含まれる塩酸によって活性化され、タンパク質の消化酵素であるペプシンに変化します。

 

胃の蠕動運動による機械的な刺激と、胃酸やペプシンによってタンパク質をポリペプチドまで分解し、十二指腸へ送り込みます。

2)十二指腸でのタンパク質の消化

十二指腸には膵臓から膵管を通ってトリプシノーゲンが分泌されます。

 

トリプシノーゲンは、エンテロキナーゼという酵素によって、トリプシンキモトリプシンなどのタンパク質の消化酵素に変化します。

 

これらはタンパク質分子を、端から分解していくというよりも、分子の内部を特異的に分解します。

 

例えばトリプシンはポリペプチドの中の塩基性アミノ酸(リシン・アルギニン)を分解し,キモトリプシンは芳香族アミノ酸のカルボキシル基側のペプチド結合を分解します。

3)小腸(回腸・空腸)でのタンパク質消化

小腸では、腸壁から分泌されるジペプシターゼ・アミノペプチターゼなどの消化酵素が、アミノ酸やアミノ酸が2~3個つながったジペプチドトリペプチドまで分解していきます。

 

アミノ酸はタンパク質の一番小さくなった形です。

 

アミノ酸まで消化されると小腸の粘膜から吸収され、毛細血管の中に入り、肝臓に送り込まれます。

■ラジオでもっと分かりやすく


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