ちょっと深い代謝の話
2,消化とは?
ほとんどの食べ物は、分子が大きいためそのまま体内に吸収されることはありません。
小さな分子にまで分解されてはじめて、血管やリンパ管に栄養として体に取り込むことが出来ます。
まず、食べ物は、歯で噛み砕かれ細かくなってから、喉を通ってのみ込まれます。
そして胃や腸では消化酵素が分泌され、更に細かく分解されます。
胃では「蠕動(ぜんどう)運動」という動きが起こり、消化酵素と混ざり合いながら、食物がすりつぶされ、粥状になり、十二指腸に送られます。
このように、機械的な破壊や酵素による分解によって、食物を血管やリンパ管に取り込むことが出来るまで分解することを「消化」と言います。
そして最終的な段階まで細かくなった食物は、主に小腸の細胞から吸収されます。
ブドウ糖やアミノ酸は【血管】に、脂肪酸やグリセリンは【リンパ管】に吸収されます。
*エタノール(アルコール)は胃でもある程度吸収されます。アルコールは飲酒後1〜2時間でほぼ吸収されます。
消化豆知識
唾液は消化酵素なのか?
消化は口の中で噛むことからスタートします。
口の中で食物は「唾液」と混ざり合います。
「唾液の中にも酵素が含まれている」と聞いたことはありますか?。
この唾液の中の酵素を、「消化酵素」として認識している方もいらっしゃると思います。
また、味を感じやすくする働きもあると言われます。
しかし実は唾液は、これらの働きより、口の中の汚れを洗い流す・細菌の繁殖を抑える・虫歯を防ぐといった「口の中の清潔維持」に関与した働きの方が多いそうです。
酵素による食べ物の消化・分解は「胃」からメインで開始されます。
口腔内の清潔は健康面からも近年とても重要視されていますね。
消化酵素に関しては次の次の回に詳しく解説します。
お楽しみに!





