体重グラフの読み解き方入門

■なぜグラフの読み解き方が大切なのか

・ダイエットを成功させ、リバウンドはしたくない

・健康的なダイエットがしたい

・無理なく痩せたい

 

このように、健康的に痩せ、リバウンドしたくない場合は、筋肉を減らさず、できるだけ脂肪で痩せることが大切です。(その際余分な水分によるむくみも改善されていきます)

その為には、

 

・筋肉が減っていないか?

・脂肪が減っているのか?

 

を確認しながらダイエットしていくことです。

それには体重だけでなく、体脂肪率も測定していく必要があります。

 

ただ、測定した体重・体脂肪率の読み解き方を間違え、対応を間違えると、かえって筋肉を減らしたり、リバウンドしやすい体になってしまいます。

 

ここでは、体重体脂肪率の読み解き方から、健康的に無理なく、筋肉を減らさず脂肪によって体重を落とすことでダイエットを成功させる方法を学びます。

 

*ご注意*

体組成計の構造上、測定値は完璧に正確なものではありません。あくまで継続して測定し、ダイエットの目安としてお使いください。

 

■体重体脂肪率の正しい測定方法

体重体脂肪率は、毎日出来るだけ同じ条件で測定しましょう。

特に体脂肪率は朝と夜、お風呂に入る前と入った後、などでも全く変わります。


その為、条件が異なった状態での測定は、データが違い過ぎて比較できません。 


また、大事なことは「毎日測る習慣をつけること」ですので、自分が一番習慣にしやすい時間帯に測りましょう。

 

チェックポイント例

①朝・昼・夜、一番体組成計に乗る習慣づけしやすいのは?

②食事や飲水の前か後か

③トイレの前か後k

④入浴前か後か

 

など、自分で測定のルールを定めましょう。

 

多いのは

・朝起きてトイレに入ったら測定する

・夜お風呂に入る前に測定する

 

などです。

 

ポイントは

①無理なく習慣化できることと、

②測定条件が毎日同じであること

 

これらを参考にしながらルールを決めてみてください。

■グラフをつけよう!

体重体脂肪率を測定したら、それをグラフにしてみることは、ダイエットが成功しているかどうかを実感できる、一つのツールとなります。

 

ポイントは

①毎日のデータ

②週間平均値

③月間平均値

 

この3つをつけてみることです。

 

下記グラフは、10年前パーソナルトレーニングでダイエットに成功し、現在もこの体型を維持している当時40代女性の①~③それぞれのデータです。


*グラフの種類が異なっていますが、同一人物のものです。近いうちに統一します。


①毎日のデータを出す

毎日のデータを付けている方も多いと思いますが、これだけだと痩せてきているのか、変わっていないのかわかりにくいため、挫折しやすいことがあります。


②週間平均値を出す

日々の測定値はちょっとしたことで変わる為、誤差を生じます。その為、より、正確なものに近づくよう、週ごとに平均値を出すことを勧めています。


また、痩せてきた事をあまり実感できないと、人は挫折しやすいのですが、週平均を出して見たら、実は痩せてきていた!と客観的にわかり、挫折予防になります。


③月間平均値を出す

女性は生理があり、排卵前と排卵後で体重は1キロほど変わることがあります。よって、月の平均値も見ることで、毎月コンスタントに痩せていっていることが分かると、こちらも挫折予防になります。



★アプリも活用してみよう!

昔はこのように、生徒さんに手書きしてもらって、それをパソコンに打ち込んで、エクセルでグラフを作って、ということをやっていました。

 

本来このように手間暇かけた方がダイエットには実は効果的なのですが、それが手間だという方はスマートフォンの体重管理のアプリもおススメです。

 

中には上のように毎日、週平均、月平均、と自動で計算してくれるアプリも(有料かもしれませんが)あるので、探してみてください。


■グラフの読み解き方入門

さあ、それでは早速、グラフの読み解き方を見ていきましょう。ダイエットが成功するためには、グラフを読み解ける必要があります。


ここでは2つのグラフをご案内しますので、その違いをチェックしてみましょう。

 

下記グラフ

折れ線グラフ:体重

棒線グラフ:体脂肪量

 

①成功パターン

体重(折れ線グラフ)と共に脂肪(棒線グラフ)が減っていますね。これは、主に脂肪が減って体重が減ったと考えます。筋肉は減っていません。むしろ増えています。

 

体重:53.1-50.8=2.3kg

脂肪:14.7-11.6=3.1kg

 

つまり、脂肪は3.1kg減っていますが、体重は2.3kgしか減っていません。

その差は0.8kg

これは、主に筋肉で増えたのではないか、ととらえます。(誤差はありますので、完璧に正確ではありません)

 

筋肉が増えることはウエルカムです。

なぜなら、筋肉が増えることで、肥満の原因となる糖質を消費してくれる工場がふえたということだからです。

 

エネルギーを消費しやすい体になり、太りにくい身体になったと考えられます。

素晴らしいダイエット結果です。

 

 

②ダイエット失敗パターン

このグラフは何が失敗だったか、お分かりになりますか?

このグラフで気を付けなければならないのは、体脂肪量が減ったのに、途中でV字回復してしまっているところです。

 

これは「体重神話」が蔓延してしまっていたために、痩せる基準が「体重」だけになってしまった悪例です。

 

こちらの方は、「体重と一緒に、体脂肪量が減っているのが大事」「体重が減らなくても、脂肪が減って、筋肉量が増えていれば、代謝が良くなって、いずれ体重もすとんと落ちる」「だから、今の食事を変えてはいけない」と私が伝えたのですが、何しろ途中から体重が減らなくなってしまい、焦って食事の量を減らしすぎてしまって、脂肪ではなく、筋肉が減り、隠れリバウンドしてしまったのです。

 

こうなると最悪です。なぜなら、食事を減らしすぎたことで、肥満の元になる糖質を消費してくれる筋肉を減らしてしまったため、リバウンドしやすい体になってしまったからです。

 

このように、体重だけでダイエットを判断してはいけません。

 

体脂肪率もしっかり測定して、体重と一緒に体脂肪も減っているか、必ず確認しましょう。週間平均データで2~4週間様子をみて、体重は減らないのに、体脂肪が増えている場合は、食事の摂取量が少なすぎているかもしれません。

 

 

■体重だけだと・・・

体重だけのグラフだと、体重が減ったり増えたりしている原因が筋肉なのか、脂肪なのかよくわかりません。そうすると、本来それぞれに合った食事指導があるのですが、それが出来ません。

 

体重と一緒に体脂肪率も測定して、体重減少の理由を明確にしておくことはダイエット成功の為に大切です。

■まとめ

以上のように、

①体重だけでなく体脂肪率も必ず測定する

②測定の条件はいつも一定にしてルールを決める

③体重の減少は何で起こっているのか確認する

事が重要です。

皆さんもこれを参考に、ご自身で確認してみてくださいね。

 

■それでもよくわからないという方へ

*自分ではよくわからないという方は、ダイエット初めてカウンセリングにお越しください。

初回限定ですので、2回目以降の方は食事カウンセリング、もしくはパーソナルトレーニング(お試しパーソナルはご利用いただけません)をご活用ください。